トラツグミ スズメ目ヒタキ科(Turdus dauma Latham) 全長約29.5cm 漂鳥または留鳥 低地から山地のよく茂った林にすみ、地上でミミズや昆虫などをあさっているが、特にミミズを好む。低い所を直線的に飛ぶことが多い。繁殖期には夕方や夜明け前にヒー、ヒョーと口笛のような音質の単調なさえずりを繰り返す。曇った日などには、日中に鳴くこともある。秋冬には市街地の公園や社寺、木の多い所にすみ、カキ、ヒサカキ、トキワサンザシなどの庭木の実を食べに来ることもある。 本種の単調な鳴き声については、その声が聞こえると人が死ぬというような不吉な伝承が各地にある。昔の「ぬえ」と呼ばれる架空の怪物の正体は本種であると言われ、本種のことをヌエジナイ、ヌエツグミと呼ぶ地方がある。「ぬえ」には鵺という字が当てられる。 |
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撮影日 1月7日、撮影地 大神保町 | ||||
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